“たいまん”の漢字の書き方と例文
語句割合
怠慢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
閣下の怠慢たいまんは、私たち夫妻の上に、最後の不幸をもたらしました。私の妻は、昨日さくじつ突然失踪したぎり、いまだにどうなったかわかりません。私は危みます。
二つの手紙 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「ああ大江山君、よろこんでいいよ。わしたちはまた夕刊新聞に書きたてられて一段と有名になるよ。まったく君の怠慢たいまんのお陰だ」
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
加之しかのみならず文学者ぶんがくしやもつ怠慢たいまん遊惰いうだ張本ちやうほんとなすおせツかいはたま/\怠慢たいまん遊惰いうだかへつかみ天啓てんけいかなふをらざる白痴たはけなり。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)