“そびら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ソビラ
語句割合
95.8%
背後2.8%
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泉屋の隱居二人を殺した大事件を、——しかも、半刻經たないうちに知れる筈のことを、平次は教へようともせずにそびらを見せます。
背後そびらには、血しほしたたる
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
可憐しをらしき束髪の頸元深えりもとふかく、黄蘖染おうばくぞめ半衿はんえり紋御召もんおめし二枚袷にまいあはせを重ねたる衣紋えもんあやづ謂はんやう無く、肩状かたつきやさし内俯うつふしたるそびら金茶地きんちやぢ東綴あづまつづれの帯高く、勝色裏かついろうら敷乱しきみだれつつ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)