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そぜん
ふりがな文庫
“そぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
疎髯
75.0%
楚然
6.3%
疎髥
6.3%
粗膳
6.3%
粗髯
6.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疎髯
(逆引き)
平たき
面
(
おもて
)
に半白の
疎髯
(
そぜん
)
ヒネリつゝ
傲然
(
がうぜん
)
として乗り入る
後
(
うし
)
ろより、
未
(
ま
)
だ十七八の盛装せる
島田髷
(
しまだまげ
)
の少女、
肥満
(
ふとつちよう
)
なる体をゆすぶりつゝ
笑
(
ゑみ
)
傾
(
かたむ
)
けて従へり
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
そぜん(疎髯)の例文をもっと
(12作品)
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楚然
(逆引き)
緑
(
みど
)
りの枝を通す夕日を背に、暮れんとする晩春の蒼黒く巌頭を
彩
(
いろ
)
どる中に、
楚然
(
そぜん
)
として織り出されたる女の顔は、——
花下
(
かか
)
に余を驚かし、まぼろしに余を驚ろかし、
振袖
(
ふりそで
)
に余を驚かし
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そぜん(楚然)の例文をもっと
(1作品)
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疎髥
(逆引き)
その外
小鼻
(
こばな
)
の両側から口辺へかけても太い皺があり、それが何か苦いものを
舐
(
な
)
めたような気むずかしい表情に見え、鼻の下と、頤の先とに、バラバラと数えられる程の
疎髥
(
そぜん
)
がある。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
そぜん(疎髥)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
粗膳
(逆引き)
「籠城中のこととて、何もございませぬが、夜食をさしあげよとの、殿のおことばでございますれば、ただ今、
粗膳
(
そぜん
)
をさしあげまする」
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そぜん(粗膳)の例文をもっと
(1作品)
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粗髯
(逆引き)
鼻下にも
顎
(
あご
)
にも
粗髯
(
そぜん
)
があったが、おそらく手入れをしないからであろう、ヒョロヒョロとして見立てがない。がそれがかえってその人物を、一層上品にみせるのである。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
そぜん(粗髯)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
まだらひげ
まばらひげ