粗髯そぜん)” の例文
鼻下にもあごにも粗髯そぜんがあったが、おそらく手入れをしないからであろう、ヒョロヒョロとして見立てがない。がそれがかえってその人物を、一層上品にみせるのである。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)