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せんかい
ふりがな文庫
“せんかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
旋回
63.2%
儃佪
10.5%
扇開
10.5%
仙界
5.3%
旋廻
5.3%
癬疥
5.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旋回
(逆引き)
それと同時に、好奇と驚異、清寧と冷徹——詩の両極をなす思想が、かれを中軸として
旋回
(
せんかい
)
しはじめるのを覚える。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
せんかい(旋回)の例文をもっと
(12作品)
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儃佪
(逆引き)
この世に生まれるのは解けぬ謎を、押しつけられて、
白頭
(
はくとう
)
に
儃佪
(
せんかい
)
し、
中夜
(
ちゅうや
)
に
煩悶
(
はんもん
)
するために生まれるのである。親の謎を解くためには、自分が親と同体にならねばならぬ。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
せんかい(儃佪)の例文をもっと
(2作品)
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扇開
(逆引き)
とはいえ一方の
直義
(
ただよし
)
軍も大きな
扇開
(
せんかい
)
の形を見せつつその一端はもう湊川の
下流
(
しも
)
にまで
到
(
いた
)
っている。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
せんかい(扇開)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
仙界
(逆引き)
隠れ里本来は昔話の
鼠
(
ねずみ
)
の
浄土
(
じょうど
)
などのように、
富貴具足
(
ふうきぐそく
)
の
仙界
(
せんかい
)
であって、
祷
(
いの
)
れば家具を貸し金銭を授与したなどと、説くのが昔の世の通例であったのを、人の信仰が変化したから
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
せんかい(仙界)の例文をもっと
(1作品)
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旋廻
(逆引き)
「ア、ア、ア!」とばかり、
捕手
(
とりて
)
の
軍卒
(
ぐんそつ
)
がおどろきさわぐうちに、一ど、
雲井
(
くもい
)
へたかく舞いあがった
魔鳥
(
まちょう
)
は、ふたたびすさまじい
天颷
(
てんぴょう
)
をまいて
翔
(
か
)
けおりるや、するどい
爪
(
つめ
)
をさかだてて、
旋廻
(
せんかい
)
する。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
せんかい(旋廻)の例文をもっと
(1作品)
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癬疥
(逆引き)
蛮境の乱は、たとえば
癬疥
(
せんかい
)
という
腫物
(
できもの
)
のようなもので、気にすればうるさい病だが、ほうっておけばまたいつのまにか癒るものである。——何とかお考え直しはなりませぬか
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
せんかい(癬疥)の例文をもっと
(1作品)
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