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天颷
ふりがな文庫
“天颷”の読み方と例文
読み方
割合
てんぴょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんぴょう
(逆引き)
天颷
(
てんぴょう
)
一陣! ものすごい殺気が、みるまにふたりのあいだにみなぎってきた。ああ
龍虎
(
りゅうこ
)
たおれるものはいずれであろうか。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この軍勢も、その武者幽霊の影ではないか、いかにも、まぼろしの
魔軍
(
まぐん
)
のごとく、
天颷
(
てんぴょう
)
のごとく、
迅速
(
じんそく
)
な足なみだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すると、同じ組の士、芋川平太夫と永井源四郎のふたりが何処から来たか、
天颷
(
てんぴょう
)
に吹き落された小雀のように、彼方の
陣幕
(
とばり
)
の蔭へ向って、
驀
(
まっ
)
しぐらに飛びこんで行くのが見えた。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
天颷(てんぴょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
颷
部首:⾵
17画
“天”で始まる語句
天
天井
天鵞絨
天狗
天晴
天幕
天窓
天気
天地
天竺