“せかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
世界98.8%
世間0.6%
舞台0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南洋なんようのあまり世界せかいひとたちにはられていないしまんでいる二人ふたり土人どじんが、難船なんせんからすくわれて、あるみなといたときでありました。
幸福に暮らした二人 (新字新仮名) / 小川未明(著)
私は女が今広い世間せかいの中にたった一人立って、一寸いっすんも身動きのできない位置にいる事を知っていた。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
と云うのは、舞台せかいこそ異なれお岩と小平の向き合せは、かつて胸を癒着つけていた、彼ら双体畸形のそれではないか。
人魚謎お岩殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)