“まいゆか”の漢字の書き方と例文
語句割合
舞台100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それにもつれて、笛や太鼓の前拍子まえびょうしがながれ、舞台まいゆかには今、神楽司かぐらつかさ人長ひとおさが、神代人かみよびと仮面めんつけて——頬やあごの塗りのげているそのかお
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
舞台まいゆかに坐って、笛を構え、ばちっている、古雅な近衛舎人このえとねりたちの風俗を写した山神楽師やまかぐらしの、怪しげな衣裳も、金襴きんらんのつづれも、庭燎にわびの光は、それを遠い神代の物に見せるのである。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)