“すじつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
数日83.3%
數日16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田甫道に出るや、彼はこの数日すじつの重荷が急に軽くなったかのように、いそいそとみちを歩いたが、我家に着くまでほとんど路をどう来たのか解らなんだ。
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
天気朦朧もうろうたる事数日すじつにして遠近ゑんきん高山かうざんはくてんじて雪をせしむ。これを里言さとことば嶽廻たけまはりといふ。又うみある所は海鳴うみなり、山ふかき処は山なる、遠雷の如し。これを里言に胴鳴どうなりといふ。
たゞす奉行しよくなるぞ私しが事で濟ものか九助事は確乎なる證據有により數日すじつ吟味なす所なり如何に土民どみんなればとて理非りひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
扨も九助は數日すじつ拷問がうもん苦痛くつう堪兼たへかね身に覺えなき人殺しの罪を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)