“じゝい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
66.7%
老爺33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此処のじゝいばゝあに厄介になって居りますると、先の又九郎夫婦が誠に親切に二人の看病をして呉れ、その親切が有難いと思ってやゝ半年も此処に居りまして、ようやく二人の病気がなおると
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
丹三たんざさんへ送る手紙を無暗むやみ守子もりっこなどを頼む奴があるものか、いけねえよ、そうしてじゝいに拾われ困った事をした、なんぼ年がいかないからといって、さわ/\ばかりして居るよ
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
おかめはこれをいゝ機会しおにして分家へ話をすれば、分家のじゝいは堅いから多助を追出すのは手間暇いらずだから、斯ういう都合にしましょう、あゝいう都合にしましょうと密々話ひそ/\ばなしをしている所へ
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)