“じつめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
実銘60.0%
実名20.0%
実明20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれの母は私共わたくしどもへ勤めて実銘じつめいな者で、それも亡なりましたそうですが、それでも彼が芸者とか何とかで母を養いまして、商売柄に似合わない親切者で、何うか贔屓ひいきにしており遊ばして
十六ページでしたか、定価ていかが三せん、小説の挿絵さしゑを二めん入れました、これよりさき四六ばん時代じだいいま一人ひとり画家ぐわかくはゝりました、横浜よこはま商館番頭しやうくわんばんとうゆめのやうつゝとふ名、実名じつめいわすれましたが
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
鹽原多助は計らずも山口屋善右衞門に助けられ、此のに奉公をいたして居りましたが、多助の行いの実明じつめいなのに、主人はもとより奉公人一同が感心致しました。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)