“しんだん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
診断50.0%
診斷30.0%
神壇20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同仁どうじん病院長山井博士やまいはかせ診断しんだんに従えば、半三郎の死因は脳溢血のういっけつである。が、半三郎自身は不幸にも脳溢血とは思っていない。第一死んだとも思っていない。
馬の脚 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
我々われ/\ロシヤの地方團體ちはうだんたい醫術いじゆつ如何どうであらうか、精神病せいしんびやういてふならば、現今げんこん病氣びやうき類別法るゐべつはふ診斷しんだん治療ちれう方法はうはふとも皆是みなこれ過去くわこ精神病學せいしんびやうがく比較ひかくするならば
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
中部地方から関東では一般に、大か小か一つの小屋を掛けて、その中には神壇しんだんを設け燈明とうみょう供物くもつを上げ、子どもの仲間なかまがその中で寝ることを「おこもり」といっている。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)