“しんしゅく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
振粛62.5%
参宿12.5%
伸縮12.5%
心宿12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「臣を封じて、大都督とし給うたのは、あなたではございませんか。今、それがしが軍紀の振粛しんしゅくを断行するに当って、その大王ご自身が、軍法をおやぶりになるとは何事ですか」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昴宿ぼうしゅく鏈索くさりを結ぶや、参宿しんしゅく繋縄つなぎを解くや、汝十二宮をその時に従いて引き出だすや、また北斗とその子星こぼしを導くや。(改訳)
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
次の七節—九節は彼の天文学の知識を示す語である。九節は「また北斗ほくと参宿しんしゅく昴宿ぼうしゅく及び南方の密室みっしつを造り給う」という。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
おおきさは普通ふつうじゃくもあろうか……しかし伸縮しんしゅく自由自在じゆうじざいであるから、わばおおきさがっていようなものじゃ……。
彼はまた、星によって方角や時刻や季節を知るのを得意としているが、角宿かくしゅくという名も心宿しんしゅくという名も知りはしない。