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しをらし
ふりがな文庫
“しをらし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
可憐
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
可憐
(逆引き)
可憐
(
しをらし
)
き束髪の
頸元深
(
えりもとふか
)
く、
黄蘖染
(
おうばくぞめ
)
の
半衿
(
はんえり
)
に
紋御召
(
もんおめし
)
の
二枚袷
(
にまいあはせ
)
を重ねたる
衣紋
(
えもん
)
の
綾
(
あや
)
先
(
ま
)
づ謂はんやう無く、
肩状
(
かたつき
)
優
(
やさし
)
う
内俯
(
うつふ
)
したる
脊
(
そびら
)
に
金茶地
(
きんちやぢ
)
の
東綴
(
あづまつづれ
)
の帯高く、
勝色裏
(
かついろうら
)
の
敷乱
(
しきみだ
)
れつつ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
意外にも敵の
己
(
おのれ
)
より
少
(
わか
)
く、己より美く、己より
可憐
(
しをらし
)
く、己より
貴
(
たつと
)
きを見たる
妬
(
ねた
)
さ、憎さは、唯この者有りて
可怜
(
いと
)
しさ故に、
他
(
ひと
)
の
情
(
なさけ
)
も誠も彼は打忘るるよとあはれ、一念の力を
剣
(
つるぎ
)
とも成して
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
しをらし(可憐)の例文をもっと
(1作品)
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