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しろばうず
ふりがな文庫
“しろばうず”の漢字の書き方と例文
語句
割合
白坊主
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白坊主
(逆引き)
「
此
(
これ
)
は
白坊主
(
しろばうず
)
」とそつけなくいつた。
彼
(
かれ
)
は
鍋
(
なべ
)
といふのが
厭
(
いや
)
でさういつたのである。
兼
(
かね
)
博勞
(
ばくらう
)
はうまく
或
(
ある
)
物
(
もの
)
を
攫
(
とら
)
へた
樣
(
やう
)
に
得意
(
とくい
)
に
成
(
な
)
つて
村落中
(
むらぢゆう
)
へ
響
(
ひゞ
)
かせた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「そうれ
見
(
み
)
ろえ、
稻
(
いね
)
へ
白
(
しれ
)
え
花
(
はな
)
が
咲
(
さ
)
えたぞ、
白坊主
(
しろばうず
)
の
花
(
はな
)
だこりや」
彼
(
かれ
)
は
手
(
て
)
に
附
(
つ
)
いた
粉
(
こ
)
を
能
(
よ
)
く
叩
(
たゝ
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「
厭
(
や
)
だよ、
白坊主
(
しろばうず
)
ツち
稻
(
いね
)
はあんめえな」
女房
(
にようばう
)
が
又
(
また
)
いつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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(1作品)
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