“しらぢ”の漢字の書き方と例文
語句割合
白地100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何處どこいともまをしがたけれど華魁衆おいらんしゆとて此處こゝにてのうやまひ、たちはなれてはるによしなし、かゝるなかにて朝夕あさゆふごせば、きぬ白地しらぢべにこと無理むりならず
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
かかる中にて朝夕あさゆふを過ごせば、きぬ白地しらぢべにむ事無理ならず、美登利の眼の中に男といふ者さつてもこわからず恐ろしからず、女郎といふ者さのみいやしき勤めとも思はねば
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)