“しょうきょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
少許40.0%
小渠20.0%
尚挙20.0%
称許20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
財産は弟に譲り自分は独立の生計を求めんと決心せるよしを述べ、さて少許しょうきょの資本の分与ぶんよを乞いしに、思いも寄らぬ有様にて、家を思わぬ人でなしとののしられ、たちまち出で行けがしに遇せられければ
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
幸田露伴翁の「水の東京」に、「浅草文庫の旧跡の下にはまた西に入るの小渠しょうきょあり、須賀町地先を経、一屈折して蔵前くらまえ通りを過ぎ、二岐となる。 ...
三筋町界隈 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
太傅たいふ許靖きょせい、安漢将軍糜竺びじく青衣侯せいいこう尚挙しょうきょ、陽泉侯劉豹りゅうひょう、治中従事楊洪ようこう、昭文博士伊籍いせき、学士尹黙いんもく、そのほかのおびただしい文武官は毎日のように会議して大典の典礼故実を調べたり
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
潜渓せんけいが孝孺に対する、称許しょうきょも甚だ至り、親切も深く徹するを見るに足るものあり。嗚呼ああ、老先生、たれか好学生を愛せざらん、好学生、たれか老先生を慕わざらん。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)