“しやうぎだふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
将棊倒50.0%
將棋倒50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のみち、たがねつべきかひなは、一度ひとたびてのひらかへして、多勢たせいあつして将棊倒しやうぎだふしにもする、おほいなる権威けんゐそなはるがごとくにおもつて、会心くわいしん自得じとくこゝろを、高声たかごゑらして、呵々から/\わらつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
早くも引拔いた一刀、バラリと一文字に拂ふと、續く二三人、薄傷うすでを負つて將棋倒しやうぎだふしに——。