“したなが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
舌長85.7%
下流14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この間舌長したながさんがうめいことをいッたぜ。今の時代は道楽時代という時代だとヨ。女といちゃつきたい時は西洋風を持ち出すし。権妻ごんさいを置きたい時には昔風を持ちだすし。
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)
三世十方恒河沙数がうがしやすうの諸仏菩薩に妄執煩悩無きものやある、妄執煩悩無きものやある、何ぞ瞿曇ぐどん舌長したながなる四十余年の託言かごと繰言くりごと、我尊しの冗語じようご漫語まんご、我をばあざむおほすに足らんや、恨みは恨み、あだは讐
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
へえよろしうございます…………何処どこかくさうな、アヽ台所だいどころへ置けば知れないや、下流したながしへ牡丹餅ぼたもちを置いてをけふたをしてと、人が見たらかへるになるんだよ、いかえ人が見たらかへるだよ
日本の小僧 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)