“さんぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
算木73.2%
参議22.0%
參議2.4%
桟木2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
算木さんぎ筮竹ぜいちく、天眼鏡、そうして二、三冊のえきの書物——それらを載せた脚高あしだか見台けんだい、これが店の一切であった。葦簾よしずも天幕も張ってない。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
後にその松木が寺島宗則てらしまむねのりとなって、参議さんぎとか外務卿がいむきょうとかう実際の国事に当たのは、実は本人のがらおいて商売ちがいであったと思います。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
〔評〕江藤新平しんぺい、前原一誠いつせい等の如きは、皆維新いしんの功臣として、勤王二なく、官は參議さんぎに至り、位は人臣のえいきはむ。然り而して前後皆亂を爲し誅に伏す、惜しいかな。豈四たんへんありしものか。
それが両花道はなみちのきわまでつづき、またそれを一コマずつに、細い桟木さんぎで仕切っていって、一コマが、およそ一間の四分の一に仕切られて、その中に四つ、または五枚の座蒲団ざぶとんが敷いてある。