“さかたのきんとき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
坂田金時60.0%
坂田公時40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頼光らいこう足柄山あしがらやまから山姥のを連れて来たと云うのが実説ならば、の金太郎と云うのは即ち山𤢖の一人いちにんで、文明の教育を受けた結果、後に坂田金時さかたのきんときという立派な勇士になったのだろう。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
そこで金太郎きんたろう坂田金時さかたのきんとき名乗なのって、頼光らいこう家来けらいになりました。そして大きくなると、えらいおさむらいになって、渡辺綱わたなべのつな卜部季武うらべのすえたけ碓井貞光うすいのさだみつといっしょに、頼光らいこうの四天王てんのうばれるようになりました。
金太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
山姥が坂田公時さかたのきんときの母であり、これを山中に養育したという話が、特に相州足柄あしがらの山に属することになったのも、また全然同じ事情からであろうと思う。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
むかし源頼光みなもとのらいこうという大将たいしょうがありました。その家来けらい渡辺綱わたなべのつな卜部季武うらべのすえたけ碓井貞光うすいのさだみつ坂田公時さかたのきんときという四にんつよ武士ぶしがいました。これが名高なだかい、「頼光らいこうの四天王てんのう
大江山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)