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さかがめ
ふりがな文庫
“さかがめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
酒瓶
50.0%
酒甕
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒瓶
(逆引き)
その船には二つの紅い食器と、五つ六つの
酒瓶
(
さかがめ
)
を乗せているはずだから、それに乗り込んで行くとしよう。その
家
(
うち
)
はここの親類で、なかなか金持らしいから、あすこへ転げ込めば間違いなしだ
中国怪奇小説集:11 異聞総録・其他(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
是で
酒瓶
(
さかがめ
)
から直接に
濁醪
(
どぶろく
)
なり
稗酒
(
ひえざけ
)
なりを
掬
(
く
)
んで、寒かったろうに一ぱい引掛けて行くがよいと、特別に骨を折った者をいたわっていたのである。
勿論
(
もちろん
)
対等の客人にはこのような失礼なことはできない。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
さかがめ(酒瓶)の例文をもっと
(10作品)
見る
酒甕
(逆引き)
熔岩流がそれを目がけて沢に沿うておりて来るのは、あたかも
大蛇
(
だいじゃ
)
が
酒甕
(
さかがめ
)
をねらって来るようにも見られるであろう。
神話と地球物理学
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
土匪
(
どひ
)
の首領と、
主
(
おも
)
なる者は、広い土間の中に
屯
(
たむろ
)
して、
酒甕
(
さかがめ
)
を開け、若い女をとらえて、酔いつぶれていた。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さかがめ(酒甕)の例文をもっと
(10作品)
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