“さけがめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
酒瓶50.0%
酒甕50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すっぱりと気軽うなって——さらば城内にある限りの酒瓶さけがめをあけ、さむらいつどいせばやと云いはやし、あのとおりこの世の名残を酌み交わしているわけでおざる
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夜に入ると陣の幕舎には酒瓶さけがめが持ちこまれ、勝軍かちいくさの気をげる心も手伝って、兵に、酒を汲ませながら
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして女の金蛇きんだ腕環うでわを取って、そこからつかみ出すやいな、土間の一隅にけてあった三箇の大きな酒甕さけがめのうちの一つへ、女将おかみの体をさかしまにほうり込んでしまった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なんでけがれ*がある、この酒甕さけがめに?
ルバイヤート (新字新仮名) / オマル・ハイヤーム(著)