“さいせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
西石垣57.1%
截石14.3%
載籍14.3%
采石14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七条新地はししたに女郎屋を、三条の方に鳥屋を、西石垣さいせきに会席料理屋を、先斗町ぽんとちやうに芸者屋をといふ風に、次から次へと新しい妾を蓄へては、その度毎に新しい店を一つづつもたせた。
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
彼は——シャンテリー、オライオン、ニコラス博士、エピキュラス、截石さいせき法、往来の敷石、果物屋——という風に連想したに相違ないと相手の心を当の相手よりもはっきりと分析する。
(二)がく載籍さいせききはめてひろけれども、しん六蓺りくげいかんがふ。(三)詩書ししよ(四)けたりといへども、しかれども(五)虞夏ぐかぶんなりげうまさくらゐ(六)のがれんとするや、虞舜ぐしゆんゆづる。
隠居は采石さいせきと号して、そのころ六十以上の老人であったが、今度の西岡の妹の一条についてこんな話をして聞かせた。
離魂病 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)