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『離魂病』
ふりがな文庫
『
離魂病
(
りこんびょう
)
』
M君は語る。 これは僕の叔父から聴かされた話で、叔父が三十一の時だというから、なんでも嘉永の初年のことらしい。その頃、叔父は小石川の江戸川端に小さい屋敷を持っていたが、その隣り屋敷に西岡鶴之助という幕臣が住んでいた。ここらは小身の御家人が巣 …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新小説」1925(大正14)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約25分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
女
(
じょ
)
単衣
(
ひとえもの
)
奴
(
やっこ
)
彼女
(
かれ
)
忌
(
いや
)
鬢
(
びん
)
下谷
(
したや
)
青梅
(
おうめ
)
采石
(
さいせき
)
跟
(
つ
)
起
(
た
)
行水
(
ぎょうずい
)
苛々
(
いらいら
)
生垣
(
いけがき
)
爪先
(
つまさき
)
朝涼
(
あさすず
)
暖簾
(
のれん
)
憾
(
うら
)
憚
(
はばか
)
屠蘇
(
とそ
)
姐
(
ねえ
)
団扇
(
うちわ
)
四入
(
よつい
)
出来
(
しゅったい
)
倚
(
よ
)
会釈
(
えしゃく
)
中間
(
ちゅうげん
)