“ごばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
碁盤75.6%
御番14.6%
五番4.9%
棋盤4.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白いのもいれば、黒いのもいる。そうしてひとところに群がっているところは、大きな碁盤ごばんに黒白の碁石を置きならべたようであった。
藤九郎の島 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
殿様は翌日御番ごばんでお出向でむきに成ったあとへ、隣家となりの源次郎がお早うと云いながらやって来ましたから、お國はしらばっくれて
このひとうた名高なだかかつたので、うたによつて、いろ/\に文句もんくかはつてつたはつてゐます。このうたにも、五番ごばんめのが、『かこのみなとゆ』といふふうにいたほんもありました。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
男は独り棋盤ごばんに向ひて
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)