“ごくつぶ”の漢字の書き方と例文
語句割合
穀潰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言ふんです。そして——あの女は働きがあるからお前のやうなお人形首の穀潰ごくつぶしとは違ふ——つて
惰眠をむさぼりつつ穀潰ごくつぶしをやっておる者共は、今日少くとも日本国民三分の一位はあるであろう。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
縦令たとひ石橋いしばしたゝいて理窟りくつひね頑固ぐわんことうことの如く、文学者ぶんがくしやもつ放埓はうらつ遊惰いうだ怠慢たいまん痴呆ちはう社会しやくわい穀潰ごくつぶ太平たいへい寄生虫きせいちうとなすも、かく文学者ぶんがくしや天下てんか最幸さいかう最福さいふくなる者たるにすこしも差閊さしつかへなし。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)