“ことも”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コトモ
語句割合
事洩50.0%
子供50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「承知いたしました。……が、事洩こともれては仕損じます。黄昏たそがれを待って、疾風のごとく襲いましょう。名主のちょうさえ召捕れば、あとの六名に、さして手間暇てまひまはいりません」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かる瀟洒せうしや夜会服やかいふくたのや、裾模様すそもよう盛装せいそうをしたのや、そのなかにはまたタキシイドのわか紳士しんしに、制服せいふくをつけた学生がくせい、それに子供こともたちもすくなくなかつた。軍服姿ぐんぷくすがたもちらほらえた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)