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こくぞく
ふりがな文庫
“こくぞく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
国賊
66.7%
國賊
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国賊
(逆引き)
生徒の
信望
(
しんぼう
)
を集めていたという稲川先生は、一朝にして
国賊
(
こくぞく
)
に
転落
(
てんらく
)
させられたのである。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
暗殺
終了後
(
しゅうりょうご
)
、午前九時ごろに、トラック三台に分乗した叛軍の一部が、「
国賊
(
こくぞく
)
朝日を
破壊
(
はかい
)
する」と
叫
(
さけ
)
んで社内に乱入し、印刷局の活字ケースなどをめちゃくちゃにひっくりかえしたそうである。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
国賊
(
こくぞく
)
にされ、
刑務所
(
けいむしょ
)
につながれた稲川先生は、ときどき
獄中
(
ごくちゅう
)
から、
蟻
(
あり
)
のようにこまかい字の手紙を教え子によせるということだったが、なんの変わったこともないありきたりの手紙も
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
こくぞく(国賊)の例文をもっと
(2作品)
見る
國賊
(逆引き)
(にやけた
奴
(
やつ
)
ぢや、
國賊
(
こくぞく
)
ちゆう!)と
快
(
こゝろよ
)
げに、
小指
(
こゆび
)
の
尖
(
さき
)
ほどな
黒子
(
ほくろ
)
のある
平
(
ひらた
)
な
小鼻
(
こばな
)
を
蠢
(
うごめ
)
かしたのである。
謂
(
い
)
ふまでもないが、
此
(
こ
)
のほくろは
極
(
きは
)
めて
僥倖
(
げうかう
)
に
半
(
なかば
)
は
髯
(
ひげ
)
にかくれて
居
(
ゐ
)
るので。
山の手小景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
こくぞく(國賊)の例文をもっと
(1作品)
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