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獄中
ふりがな文庫
“獄中”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ごくちゅう
83.3%
なか
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごくちゅう
(逆引き)
其の説くところ、
正
(
まさ
)
に太祖の思えるところに反すれば、太祖甚だ喜びずして、居升を
獄中
(
ごくちゅう
)
に終るに至らしめ給いぬ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
獄中
(
ごくちゅう
)
、彼は小袖の袂を噛みやぶったこともある。血は煮え肉はうずき、あわれもののふを知らぬ大将よと、信長の無眼無情をうらみつめた幾夜もあった。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
獄中(ごくちゅう)の例文をもっと
(5作品)
見る
なか
(逆引き)
この一月程、一回の音信もせず、面会にも差入にも行かなかった松枝に対して「
獄中
(
なか
)
」では可なり焦燥を感じているらしかった。
鋳物工場
(新字新仮名)
/
戸田豊子
(著)
今の松枝がどういう気持で仕事をしているかということを「
獄中
(
なか
)
」へ言ってやらなくてはならない、そういう手紙が多分握り潰されるだろうことがわかっているにしても。
鋳物工場
(新字新仮名)
/
戸田豊子
(著)
獄中(なか)の例文をもっと
(1作品)
見る
“獄中”の意味
《名詞》
牢獄の中。
収監されていること。
(出典:Wiktionary)
獄
常用漢字
中学
部首:⽝
14画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“獄”で始まる語句
獄
獄舎
獄屋
獄門
獄裡
獄卒
獄窓
獄飯
獄吏
獄門首
“獄中”のふりがなが多い著者
福田英子
戸田豊子
壺井栄
幸田露伴
江戸川乱歩
吉川英治