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獄中
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ごくちゅう
ふりがな文庫
“
獄中
(
ごくちゅう
)” の例文
其の説くところ、
正
(
まさ
)
に太祖の思えるところに反すれば、太祖甚だ喜びずして、居升を
獄中
(
ごくちゅう
)
に終るに至らしめ給いぬ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
獄中
(
ごくちゅう
)
、彼は小袖の袂を噛みやぶったこともある。血は煮え肉はうずき、あわれもののふを知らぬ大将よと、信長の無眼無情をうらみつめた幾夜もあった。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
国賊
(
こくぞく
)
にされ、
刑務所
(
けいむしょ
)
につながれた稲川先生は、ときどき
獄中
(
ごくちゅう
)
から、
蟻
(
あり
)
のようにこまかい字の手紙を教え子によせるということだったが、なんの変わったこともないありきたりの手紙も
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
獄中
(
ごくちゅう
)
述懐
(
じゅっかい
)
(明治十八年十二月十九日大阪未決監獄において、時に十九歳)
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
今は
獄中
(
ごくちゅう
)
につながれているはずの、
希代
(
きだい
)
の宝石泥棒です。
少年探偵団
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“獄中”の意味
《名詞》
牢獄の中。
収監されていること。
(出典:Wiktionary)
獄
常用漢字
中学
部首:⽝
14画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“獄”で始まる語句
獄
獄舎
獄屋
獄門
獄裡
獄卒
獄窓
獄飯
獄吏
獄門首