“獄門首”の読み方と例文
読み方割合
ごくもんくび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とお品が今の鬱憤うっぷんに、朋輩の共鳴を求めると、獄門首ごくもんくびのように櫺子へあごを乗ッけた顔は、見当違いなほうへ眼をすえて
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
歌舞伎年代記などに記載されているが、昔の芝居には、獄門首ごくもんくびが恨みを述べたり、親子の名乗りをしたりするのは、普通の事件で、見物けんぶつがそういうものを喜んでいた。
武州公秘話:02 跋 (新字新仮名) / 正宗白鳥(著)
歌舞伎年代記などに記載されているが、昔の芝居には、獄門首ごくもんくびが恨みを述べたり、親子の名乗りをしたりするのは、普通の事件で、見物けんぶつがそういうものを喜んでいた。