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獄門首
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ごくもんくび
ふりがな文庫
“
獄門首
(
ごくもんくび
)” の例文
とお品が今の
鬱憤
(
うっぷん
)
に、朋輩の共鳴を求めると、
獄門首
(
ごくもんくび
)
のように櫺子へ
顎
(
あご
)
を乗ッけた顔は、見当違いなほうへ眼をすえて
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
歌舞伎年代記などに記載されているが、昔の芝居には、
獄門首
(
ごくもんくび
)
が恨みを述べたり、親子の名乗りをしたりするのは、普通の事件で、
見物
(
けんぶつ
)
がそういうものを喜んでいた。
武州公秘話:02 跋
(新字新仮名)
/
正宗白鳥
(著)
歌舞伎年代記などに記載されているが、昔の芝居には、
獄門首
(
ごくもんくび
)
が恨みを述べたり、親子の名乗りをしたりするのは、普通の事件で、
見物
(
けんぶつ
)
がそういうものを喜んでいた。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
そこまで来ると、龍平の
獄門首
(
ごくもんくび
)
がくわッと眼を見ひらいて、お蝶! と橋の
袂
(
たもと
)
から呼び止めるような気がする。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
獄
常用漢字
中学
部首:⽝
14画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
“獄門”で始まる語句
獄門
獄門台
獄門臺
獄門番
獄門舟