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けまり
ふりがな文庫
“けまり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蹴鞠
78.6%
蹴毬
7.1%
毛毬
7.1%
毛鞠
2.4%
蹴毱
2.4%
蹴球
2.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蹴鞠
(逆引き)
太政大臣は私の相手で勝負をよく争われたものだが、
蹴鞠
(
けまり
)
の技術だけはとうてい自分が敵することのできぬ巧さがおありになった。
源氏物語:34 若菜(上)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
けまり(蹴鞠)の例文をもっと
(33作品)
見る
蹴毬
(逆引き)
煙草
(
たばこ
)
の煙りを口へ吸って、それを口から吐き出して、
柳
(
やなぎ
)
に
蹴毬
(
けまり
)
とか、
仮名
(
かな
)
文字とか、輪廓だけの
龍虎
(
りゅうこ
)
とかそういうものを空へかいて、見物へ見せる芸なのである。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
けまり(蹴毬)の例文をもっと
(3作品)
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毛毬
(逆引き)
金銀の
瓔珞
(
ようらく
)
、七宝の胸かい、けしの花のような軽い輿。輿を乗せた小さい白象は虹でかがられた
毛毬
(
けまり
)
のように輝いて居た。輿は象の歩るく
度
(
た
)
びにうつらうつらと揺れた。
百喩経
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
けまり(毛毬)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
毛鞠
(逆引き)
染めたのは灰色な自分の頭ではなくて、白い
毛鞠
(
けまり
)
のやうな皇后の愛犬だつた。犬は黒い雫をぽたぽた
滴
(
た
)
らしながら、皇后の居間に飛び込んで往つた。皇后はびつくりして悲鳴をあげた。
茶話:08 大正十五(一九二六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
けまり(毛鞠)の例文をもっと
(1作品)
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蹴毱
(逆引き)
半弓、吹矢、笛太鼓、
蹴毱
(
けまり
)
、
酒瓢
(
さけふくべ
)
などを持ちかざし、おそろしく派手に飾った化粧馬の
鞍上
(
あんじょう
)
には、例の兼軍奉行の義弟、
殷直閣
(
いんちょっかく
)
がニタニタと乗っていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
けまり(蹴毱)の例文をもっと
(1作品)
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蹴球
(逆引き)
「
蹴球
(
けまり
)
だの双六だのというようなものは、どうやらお前には向かないそうな」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
けまり(蹴球)の例文をもっと
(1作品)
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