“くゞりもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
潜門87.5%
潛門12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おろし表門おもてもんかゝる此時大膳は熨斗のし目麻上下なりすでにして若黨潜門くゞりもんへ廻り徳川天一坊樣の先驅赤川大膳なり開門かいもんせられよと云に門番は坐睡ゐねむりし乍らなに赤川大膳ぢやと天一坊は越前守が吟味ぎんみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
やつとの事自分の家の潜門くゞりもんを、それと見定め、手をかけてけやうとすると、その戸は内の格子戸と共にあけたまゝになつてゐるのに気がついた。
人妻 (新字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)
ちひさき潛門くゞりもんなか引込ひつこんで、利口りこうさうなをぱつちりと、蒋生しやうせいじつ
麦搗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)