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くぐりもん
ふりがな文庫
“くぐりもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
潜門
85.0%
耳門
15.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
潜門
(逆引き)
彼らがパンの切れを食い終わって、向こうにフォルス監獄の低いいかめしい
潜門
(
くぐりもん
)
が見える
陰鬱
(
いんうつ
)
なバレー街の
角
(
かど
)
まで達した時、だれかが声をかけた。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
人間は傍の小さい
潜門
(
くぐりもん
)
から世を忍ぶものゝやうに不自由勝ちに出入するわが家のものは、無意識にもせよ、この質素な蔦を真実愛してゐるのだつた。
蔦の門
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
くぐりもん(潜門)の例文をもっと
(17作品)
見る
耳門
(逆引き)
微暗
(
うすぐら
)
い門番の
室
(
へや
)
の
燈火
(
あかり
)
が見えた。真暗い空から毛のような
霧雨
(
きりあめ
)
が降っていた。書生の体はもう
耳門
(
くぐりもん
)
から出た。
主翁
(
ていしゅ
)
もその
後
(
あと
)
から
耳門
(
くぐりもん
)
を出たが、ほっとしたような気になって心がのびのびした。
黄灯
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
くぐりもん(耳門)の例文をもっと
(3作品)
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