“くびかざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
頸飾70.0%
首飾30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孔雀くじゃくの羽根の扇を持って、頸飾くびかざりだの腕環うでわだのをギラギラさせて、西洋人だのいろんな男に囲まれながら、盛んにはしゃいでいるんだそうです
痴人の愛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
選釈にもすでに解説が試みられ、三・四行の始めの語は美麗びれいを意味する形容詞、テウタマは頸飾くびかざりのたまのことらしいが、是に対するテウツシヤは不明だとある。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
あたかも、ぐそのあとで、ぼくの胸には、歓迎邦人ほうじんからの、白い首飾くびかざりの花がけられました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
そして、西国さいごく女王じょおうくびにかかっていた貴重きちょうなひすいは、ついにふじのはなくにきさき首飾くびかざりになったのであります。
ひすいを愛された妃 (新字新仮名) / 小川未明(著)