“くつう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
苦痛97.7%
履売2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以て役人の手をかり無理無體むりむたいに我を殺さんとなす成ん然すれば何程苦痛くつうたへるともつひには命を失はずには置れまじ此上は一日も早く苦痛くつう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わたし自分じぶん不安ふあん苦痛くつううつたへたが、それかひはなく、このまゝ秘密ひみつにしてくれとつま哀願あいぐわんれて、此事このことは一そのまゝにはふむることにした。
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
「おのれ履売くつうりめ、恩を仇で返すばかりか、わが妹を奪って逃げるとは」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)