“きまえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
気前100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鼻尖はなさきから右の眼にかけ茶褐色のぶちがある外は真白で、四肢は将来の発育を思わせて伸び/\と、気前きまえ鷹揚おうように、坊ちゃんと云った様な小犬である。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「ああ、」とマリちゃんがった。「わたしは、戸外おもてるまでは、かなしかったが、もうすっかりむねかるくなった! あれは気前きまえのいいとりだわ、わたしにあかくつをくれたりして。」
換言かんげんすれば一方には巨万のとみを積みながらこれに安んじないで、なんなりこれ以上の、富以上の事業をまっとうせんと努力する気前きまえと精力は、この国民の大いに買ってやるべき気象きしょうである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
おかみは一切稼ぎをした。而して時々丸髷に結って小ざっぱりとした服装なりをして親分と東京に往った。家には肴屋が出入したり、乞食物貰いが来れば気前きまえを見せて素手では帰さなかった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「男は気で食え」「男前おとこまえよりは気前きまえ
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)