“きへい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
騎兵57.9%
喜平21.1%
奇兵10.5%
季平5.3%
貴昺5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がらがら鳴り続(つづ)ける雷鳴(らいめい)の中に、ふと、ごうっというひどいひびきがした。一連隊(れんたい)の騎兵(きへい)があらしに追われてばらばらとかけてでも来るような音であった。
露台の中央には籐(とう)の丸テーブルと籐椅子(とういす)とが置かれて、主人の森谷喜平(きへい)は南に向いて朝の陽光をぎらぎらと顔に浴び、令嬢の紀久子は北を向いて陽光を背に受け、向き合って腰を下ろしていた。
恐怖城 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
さて蔦之助(つたのすけ)どの、そこもとは残る十七名の兵をもって、一隊の弓組(ゆみぐみ)をつくり、殿堂をかこい嶮所(けんしょ)に登って廓(くるわ)のなかへ矢を射(い)こみ、ときに応(おう)じ、変にのぞんで、奇兵(きへい)となって討ちこまれい!
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
呂凱、字(あざな)は季平(きへい)。やがて孔明の前に拝伏した。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
已(すで)にして護衛の人、貴昺(きへい)を執(とら)え、始めて奸臣欺詐(ぎさ)の謀を知りぬ。窃(ひそか)に念(おも)うに臣の孝康(こうこう)皇帝に於(お)けるは、同父母兄弟なり、今陛下に事(つか)うるは天に事うるが如きなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)