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奇兵
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きへい
ふりがな文庫
“
奇兵
(
きへい
)” の例文
で、かれ一
流
(
りゅう
)
の
反間苦肉
(
はんかんくにく
)
の
策
(
さく
)
をほどこし、
奇兵
(
きへい
)
をだして、躑躅ヶ崎の館をうばった。それは、
伊那丸
(
いなまる
)
が京都へいっているあいだのできごとであった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さて
蔦之助
(
つたのすけ
)
どの、そこもとは残る十七名の兵をもって、一隊の
弓組
(
ゆみぐみ
)
をつくり、殿堂をかこい
嶮所
(
けんしょ
)
に登って
廓
(
くるわ
)
のなかへ矢を
射
(
い
)
こみ、ときに
応
(
おう
)
じ、変にのぞんで、
奇兵
(
きへい
)
となって討ちこまれい!
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
敵は
野武士
(
のぶし
)
といいながら、
神変
(
しんぺん
)
ふしぎな少女の陣法によってうごくもの、これすなわち
奇兵
(
きへい
)
でござる。あなどってその
策
(
さく
)
におちいるときは、殿のお
命
(
いのち
)
とてあやうきこと明らかでござりまする
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
荊州の劉表、
奇兵
(
きへい
)
を発し
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“奇兵”の意味
《名詞》
敵の不意をつく軍隊や戦術。
(出典:Wiktionary)
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
“奇兵”で始まる語句
奇兵隊