トップ
>
がんそうざい
ふりがな文庫
“がんそうざい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
含嗽剤
66.7%
含嗽劑
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
含嗽剤
(逆引き)
「何をしているんだ。落し物でもしたのかい」と上から不思議そうに聞きかける須永を見ると、彼は
咽喉
(
のど
)
の
周囲
(
まわり
)
に白いフラネルを
捲
(
ま
)
いていた。手に
提
(
さ
)
げたのは
含嗽剤
(
がんそうざい
)
らしい。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
帰りがけに玄関脇の薬局で、
粉薬
(
こぐすり
)
のまま
含嗽剤
(
がんそうざい
)
を受取って、それを百倍の
微温湯
(
びおんとう
)
に溶解して、一日十数回使用すべき注意を受けた時、宗助は会計の請求した治療代の案外
廉
(
れん
)
なのを喜んだ。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
がんそうざい(含嗽剤)の例文をもっと
(2作品)
見る
含嗽劑
(逆引き)
歸
(
かへ
)
りがけに
玄關
(
げんくわん
)
脇
(
わき
)
の
藥局
(
やくきよく
)
で、
粉藥
(
こぐすり
)
の
儘
(
まゝ
)
含嗽劑
(
がんそうざい
)
を
受取
(
うけと
)
つて、それを百
倍
(
ばい
)
の
微温湯
(
びをんたう
)
に
溶解
(
ようかい
)
して、一
日
(
にち
)
十
數回
(
すうくわい
)
使用
(
しよう
)
すべき
注意
(
ちゆうい
)
を
受
(
う
)
けた
時
(
とき
)
、
宗助
(
そうすけ
)
は
會計
(
くわいけい
)
の
請求
(
せいきう
)
した
治療代
(
ちれうだい
)
の
案外
(
あんぐわい
)
廉
(
れん
)
なのを
喜
(
よろこ
)
んだ。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
がんそうざい(含嗽劑)の例文をもっと
(1作品)
見る