“かはぞひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
川添45.5%
河添45.5%
川沿9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時には寒いあをい色をした小さな沼のほとりの路に見えた。時には川添かはぞひの松原のさびしい中に見えた。かと思ふと、ある小さな町の夕日を受けた家並やなみの角に見えた。
ある僧の奇蹟 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
河添かはぞひの道のかたへのあしの葉は、緑凉しく燃えさかる。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
川沿かはぞひ公園こうゑん真暗まつくら入口いりぐちあたりから吾妻橋あづまばしはしだもと。電車通でんしやどほりでありながらはやくからみせめる鼻緒屋はなをやちつゞく軒下のきした
吾妻橋 (新字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)