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かつてむき
ふりがな文庫
“かつてむき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
勝手向
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勝手向
(逆引き)
五郎兵衛は年来大塩家に出入して、
勝手向
(
かつてむき
)
の用を
達
(
た
)
したこともあるので、二月十九日に暴動のあつた後は、町奉行所の
沙汰
(
さた
)
で
町預
(
まちあづけ
)
になつてゐる。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
海
(
うみ
)
へ
投込
(
なげこみ
)
歸
(
かへ
)
りしゆゑ此事知る者なかりしが
固
(
もと
)
より同氣
相求
(
あひもとむ
)
る者ども故是より折々は
出會
(
いであひ
)
けるに兩人とも三吉に金子を多く
取
(
とら
)
れしかば
勝手向
(
かつてむき
)
不如意
(
ふによい
)
になりしより今一度
大稼
(
おほかせ
)
ぎを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
好まるゝと雖も御
同行
(
どうかう
)
成
(
なさ
)
れし御
兩卿
(
りやうきやう
)
方の手前もある故
餘儀
(
よぎ
)
なく斯は御談じ申せしなり
然
(
さり
)
ながら爰に一つお頼み申度儀御座候其事御承知に候はゞ拙者共何とか
工夫
(
くふう
)
致し取り扱ひ申すべく其の
譯
(
わけ
)
は
近來
(
きんらい
)
當家も
勝手向
(
かつてむき
)
至
(
いたつ
)
て
不手廻
(
ふてまは
)
りに付殊の外御難儀成れ見らるゝ如く御殿の
普請
(
ふしん
)
も
打捨置
(
うちすておき
)
候次第ゆゑ此度の御
謝物
(
しやもつ
)
の御心得にて少々
金子
(
きんす
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
かつてむき(勝手向)の例文をもっと
(2作品)
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