“かけくら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
駆競40.0%
駈競40.0%
懸較20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕は埴生と運動場へ行って、今日は寒いから駆競(かけくら)にしようというので、駈競をして遊んで帰って見ると、鰐口の処へ、同級の生徒が二三人寄って相談をしている。間食の相談である。
ヰタ・セクスアリス (新字新仮名) / 森鴎外(著)
賢い馬は顔を見返して嘶(いなゝ)いた。ワシリは、さすりながらかう云つた。「よしよし。待つてゐろ。今に外して遣る。あした又働いてくれなくてはならないぞ。あしたは韃靼(だつたん)の馬と駈競(かけくら)をするのだ。」
傍(わき)に誰(た)れも居(ゐ)ず、右(みぎ)の目(め)にも左(ひだり)の目(め)にもローザラインばかりを懸較(かけくら)べておゐやった時(とき)には、美(うつく)しうも見(み)えつらうが、其(その)水晶(すゐしゃう)の秤皿(はかりざら)に、今宵(こよひ)予(わし)が見(み)する或(ある)目(め)ざましい美人(びじん)を懸(か)けて、さて後(のち)に