“かけくらべ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
競駈50.0%
駈競50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何と及ばぬながら一つ競駈（かけくらべ）を試して見ようでござらぬかと言うと、野猪心中取るにも足らぬ守宮奴（め）と蔑みながら、さようサ
十二支考：02　兎に関する民俗と伝説 (新字新仮名) ／ 南方熊楠(著)
その中に亀多く居るを見てこれを食い悉（つ）くそうとした爾時（そのとき）亀高声に喚（さけ）んでわれらをただ食うとは卑劣じゃ、まず汝と競駈（かけくらべ）して亀が劣ったら汝に食わりょうというと
十二支考：02　兎に関する民俗と伝説 (新字新仮名) ／ 南方熊楠(著)
その骨組が巌丈で、大きな図体（ずうたい）は、駈競（かけくらべ）をする馬などと相対せしめるなら、その心持が勿体（もったい）ないほど違うのであった。
玉菜ぐるま (新字新仮名) ／ 斎藤茂吉(著)