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おひせま
ふりがな文庫
“おひせま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
追迫
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
追迫
(逆引き)
答は無くて
揮下
(
ふりおろ
)
したる弓の折は貫一が
高頬
(
たかほほ
)
を
発矢
(
はつし
)
と打つ。
眩
(
めくるめ
)
きつつも
迯
(
にげ
)
行くを、猛然と
追迫
(
おひせま
)
れる檳榔子は、
件
(
くだん
)
の杖もて片手突に肩の
辺
(
あたり
)
を
曳
(
えい
)
と突いたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
沼
(
ぬま
)
の
縁
(
ふち
)
へ
追迫
(
おひせま
)
られる、と
足
(
あし
)
の
甲
(
かふ
)
へ
這上
(
はひあが
)
る
三俵法師
(
さんだらぼふし
)
に、わな/\
身悶
(
みもだえ
)
する
白
(
しろ
)
い
足
(
あし
)
が、あの、
釣竿
(
つりざを
)
を
持
(
も
)
つた三
人
(
にん
)
の
手
(
て
)
のやうに、ちら/\と
宙
(
ちう
)
に
浮
(
う
)
いたが、するりと
音
(
おと
)
して、
帶
(
おび
)
が
辷
(
すべ
)
ると
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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