トップ
>
おはした
ふりがな文庫
“おはした”の漢字の書き方と例文
語句
割合
婢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婢
(逆引き)
呼鈴
(
よびりん
)
を
烈
(
はげ
)
しく
鳴
(
なら
)
して、「矢島をこれへ。」と御意あれば、
畏
(
かしこ
)
まりて
辷出
(
すべりい
)
づる
婢
(
おはした
)
と
入違
(
いりちがい
)
に、
昨日
(
きのう
)
馬を
馭
(
ぎょ
)
せし矢島由蔵、真中の障子を開きて縁側に
跪
(
ひざまず
)
き
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
御帰
(
おかえり
)
ッ。」と書生が通ずれば、
供待
(
ともまち
)
の車夫、
踞
(
つくぼ
)
うて直す駒下駄を、爪先に
引懸
(
ひっか
)
けつ、ぞろりと
褄
(
つま
)
を上げて車に乗るを、物蔭より
婢
(
おはした
)
が
覗
(
のぞ
)
きて、「いつ見ても水が垂るようだ。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おはした(婢)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
おさん
おんな
かか
かみ
げじょ
こしもと
しもめ
じょちゅう
ちび
てかけ