“おてんとさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
太陽40.0%
御天道様40.0%
日輪20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜は夜で、夜業よなべもしねで、教員の試験を受けっとかなんとかぬかして、この夜短かい時に、いつまでも起きてがって、朝は、太陽おてんとさま小午たぼこになっても寝くさってがる。
緑の芽 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
私は御覧の通り眼をわずらって以来、色という色は皆目かいもく見えません。世の中で一番明るい御天道様おてんとさまさえもう拝む事はできなくなりました。ちょっと表へ出るにも娘の厄介やっかいにならなければ用事は足せません。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
本當ほんたうぬくとつたんだよなあ日輪おてんとさままでひどまちつぽくなつたやうなんだよ」おつぎはれいすこあまえるやうな口吻くちつきで一まい掛蒲團かけぶとんをとつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)