“てんたう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:テンタウ
語句割合
天道52.9%
顛倒41.2%
太陽2.9%
轉倒2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「晦日に近くて月が無いといふのは、何んといふ有難い天道てんたう樣の覺し召しか、曲者は二階から飛降りて、路地の闇に姿を隱してしまつた相で」
見て、私も氣が顛倒てんたうしてゐたかもわかりません。小用場から戻つてから、箪笥の上に置いてあつた、白い物には氣が付かなかつたやうです
「天気商売をしてゐると初めて太陽てんたう様の有難味ありがたみがわかる。」重役は窓から身を引きながらそれに答へた。
手品師 (新字旧仮名) / 久米正雄(著)
このてんにおいて支那しなはさすがに徹底てつていしてゐる。如何いかなる場合ばあひにも姓名せいめい轉倒てんたうするやうなえんじない。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)